べニート・ムッソリーニは誰もが知っているファシストのヤバいやつだが、その孫娘の存在は日本ではほとんど知られていないと思う。
その孫娘、アレッサンドラ・ムッソリーニは、祖父と同じく政治家として活動している。さすがに、ファシストとして活動するほど突き抜けてはいないが、LGBT差別っぽい発言をしたり、ベルルスコーニと仲良くしたりと、まあわりと右寄りではある。かなり嫌われているのだが、イタリアの国会議員を務めたり、果ては欧州議会議員になったりするなど、政治家としてはそこそこ活躍(?)している。
そんなアレッサンドラ・ムッソリーニだが、じつは政治家になる前は芸能人として活動していて、プレイボーイでグラビアをやったりするなど、少し異色な経歴の持ち主だ。まあ、イタリアにはチッチョリーナという元AV女優の国会議員もいたし、あり得ない話でもないのだが。しかしこのアレッサンドラ・ムッソリーニ、なんと日本で歌手活動をしたことがあるのだ。というか日本語で歌を出している。題して"TOKYO FANTASY"、意外や意外、スーパー名曲。ご清聴下さい。