ナポリを見たら死ぬ

南イタリア、ナポリ東洋大学の留学記。なお実際にはナポリを見ても死ぬことはありません。

イタリア地理の最終試験の口頭試問でどもりまくってきた

27点だった。とんでもないバカだと思われるかもしれないが、イタリアの大学の試験は30点満点なのでそこそこ悪くない点数だ。ここ数週間、この地理の試験のために散々振り回されていたから、これでようやく肩の荷が下りた。でも口頭試問は心臓に悪い。 科目に…

日本人はアンダーヘアの処理をすべき

ぼくはパイパンだ。 ふざけているわけではない。大真面目だ。ぼくはパイパンだ。言い換えれば、ぼくは陰毛をすべて剃っている。何なら、ついさっきシャワーついでに剃ってきた。そしてぼくが言いたいのは、みんなアンダーヘアの処理をすべきだ、ということだ…

滞在許可証の申請で疲れ果てた

www.napoli-muori.com 滞在許可証の発行申請は郵便局から行うのだが、昨年9月半ばに申請をしてから4ヶ月、ついに移民局への出頭日がやってきた。 指定されていた時間は11時半だったのだが、余裕を持って少し早めに行ったところ11時についてしまった。まあ、…

イタリア古典文学の教授に会ってきた

www.napoli-muori.com 先日、イタリア古典文学のC教授のもとへ行ってきた。12月初頭に受けた筆記試験の結果を知る必要があったからだ。 たぶんイタリアの大学はどこもそうなのだろうと思うが、オリエンターレことナポリ東洋大学では教授ごとに面会時間という…

大晦日にナポリのアダルト映画館へ行ってきた

映画館の場所 映画館ルポ 明けましておめでとう。前回の記事から2週間が経ち、メリークリスマスも言わないうちに正月三が日もすでに終わってしまったが、明けましておめでとう。年末年始にかけて友人がナポリに遊びに来てくれたので、ナポリ近郊の観光をした…

日本の大学職員は決して無能でもなければクソでもない

ナポリ東洋大学に入学してまる三ヶ月になろうかという今ごろになって、ぼくはようやく学生証とメールアドレスを入手した。 もともと、学生証もアドレスも年明けに発行される予定だった。なぜそんなに時間がかかるのかこの時点でだいぶ意味がわからないのだが…

ホームステイ先のマンマが浮気して夫婦仲が崩壊したけどニートの長男が繋ぎ止めている話

www.napoli-muori.com かつてぼくがローマにホームステイしていたとき、ステイ先の家族は長男はニートであったが、それでも当初は幸せな家庭だった。 夫ファビオ、妻エレナはともに60歳手前、すでに長く連れ添っていながらも夫婦仲は愛に溢れていた。ファビ…

イタリア古典文学の教授に懇願する

年内最終授業日の今日、ぼくは、イタリア古典文学の教授に泣きつくことを決意した。 www.napoli-muori.com 先日、ぼくは件の授業の筆記試験を受けてきたのだが、これはあくまで中間試験であって、最終試験ではない、ということになっている。 だが、どうやら…

ホームステイ先のニートの長男がカレー好きだった話

いま、ぼくはナポリで大学に通いつつ一人暮らしをしているわけだが、かつて、ローマに留学したことがある。 ローマではイタリア人家族の家にホームステイをしていた。ぼくにとってはとても良い家族で、今でもときどき連絡をとっている。ただ、ぼくの滞在中に…

古典ギリシャ文学の教室がわからない

このあと、古典ギリシャ文学の授業なのだが教室が決まっていない。 本来この授業は14時半からなのだが、前回の授業中、「定年退職する同僚のお別れパーティにどうしても出席したい、だから授業時間を変更させてくれ」と教授が深い人間味を見せたため、いつも…

人はなぜネトウヨになるのか

I giovani devono viaggiare, perché viaggiando si può capire gli altri. Viaggiando si può capire che le differenze sono un valore e non un problema. - Renzo Piano 若者は旅をしなければならない。旅をすれば人を理解できるからだ。 旅をすれば、違…

イタリア古典文学の筆記試験

今日、ぼくはイタリア古典文学の筆記試験を受けてきた。 試験といっても最終的に成績の決まる試験ではない。正式な試験は年が明けてから、口頭試問で行われる。イタリアの試験は基本的に口頭試問である。が、一度にすべてを決めるのも良くないし、また学生に…

大学から詐欺メールが届きまくっている

たいていどこの大学にもあると思うが、ナポリ東洋大学にはCLAORと呼ばれる語学学習センターがある。留学生向けのイタリア語のコースを開講してくれたり、英語その他の言語を自主学習するための教材を提供してくれたりする大学内部の組織だ。 そのCLAORの名前…

ィタリァ語でゎXゃKゎ使ぃません

ローマ字は全部で26文字あるが、イタリア語では基本的に21文字しか使わない。イタリア語においては、J, K, W, X, Yの5文字はほとんど外来語を表記するときにしか使われないのだ。 ところがそんな文字を好き好んで使う連中がいる。とりわけXとKを。 Xは"per"…

アルティメットについて:イタリア代表選考会

ぼくは今、ボローニャに向かっている。ナポリからフレッチャで3時間半だ。 フレッチャというのは写真の電車のことで、日本で言う新幹線みたいなものだ。今日は全国的な鉄道のストライキが実施されているのでどうなるかと思ったが、フレッチャには影響がなく…

紅葉とモーニング娘。と「日本スゴイ」

今週のお題「紅葉」 そもそもぼくは「今週のお題」なるものがはてなブログに存在することを昨日初めて知ったのだが、知ってしまった以上はナポリの紅葉について書いてやろうと思ったは良いものの、まだナポリに紅葉シーズンは訪れていない。なんでも、紅葉は…

教授に怒られた

来期、ぼくはイタリア言語学の授業を受講するのだが、その教授からぼくの在籍する学科の留学生全員にお怒りのメールが入った。 「すでにT教授やP教授から何度もメールがあったはずなのに、なぜ皆さんが返信されていないのか理解できません」というのだが、一…

大学の入学許可証を依頼するイタリア語メール

www.napoli-muori.com このブログの最初の記事にも書いたのだが、ぼくはいま通っている大学院に入学するにあたって、個人的に教授にお願いして入学許可証を書いてもらった。イタリア語では"Lettera di idoneita' accademica"とか"Lettera di idoneita' all'i…

6000匹のイワシ

このところ、イタリアでは「イワシ」が話題となっている。それはぼくの地理の教授お気に入りの話題でもある。どういうことか? ある朝、4人の若者たちは決意した。マッテオ・サルヴィーニ率いるポピュリストは受け入れられない。もううんざりだ、と。サルヴ…

海外の銀行:N26を留学用口座として使う

www.napoli-muori.com 以前にも紹介したN26。口座開設手続きは8分で済むうえに、スマホとパスポートさえあれば、サービスの展開されている国ならどこでも使えるというすごい銀行だ。その点で、ぼくは特にイタリア関係者のみなさんにN26をおすすめしたい。と…

アックア・アルタという恥:モーゼ・プロジェクト

「なぜイタリアでは何事も上手くいかないのか」というのは地理の授業の教授から投げかけられた問いである。とはいえ、それは誰もがしばしば考える問題なのだが。「他の国では解決される問題も、この国では決して解決しない」と教授は嘆く。「ヴェネツィアで…

異邦人になるということ

www.napoli-muori.com 以前にも書いたのだが、ぼくはここナポリでは明らかに異邦人である。そして、異邦人としてそれ相応の経験をする。差別、ステレオタイプ、偏見。店先から「ニーハオ」と声をかけられるくらいのことはまだいい。東アジア人=中国人なのだ…

ナポリからポンペイ遺跡へのオススメの行き方

ポンペイを観光する Villa dei Misteriのフレスコ画 ポンペイを観光する チケットの事前購入 ナポリからポンペイへの行き方 電車の切符について チケットの事前購入 ポンペイの入場券は現地でも買えるので、必ずしも事前購入しなければ入場できないわけでは…

ナポリを見て死ね

ナポリを見たら死ぬか? Vedi Napoli e poi muori ゲーテは、南イタリアを旅して、その美しさを讃えた。その際、彼が引用したのがこの言葉である――ナポリを見て死ね。 ナポリはたしかに、風光明媚だ。この街を知らずに死んではいけない。 だが、巷ではナポリ…

N26のカードがついに届いた

www.napoli-muori.com N26のカードが届いた。ついに。苦節約2ヶ月。再配達を依頼すること5回。チャットで担当者に話が通じないこと数知れず。今日、ついに届いた。本当にありがとうございました。カードが半透明でかっこいい。これで余計な手数料を取られず…

イタリア人のアルティメット英語力

今日、ぼくはボローニャでフリスビーを投げてきた。 どういうことかと言うと、アルティメットというスポーツのイタリア代表選考会があったのである。来年の世界選手権に向けて、代表選抜を行うとともに、外部コーチを招いてレベルの底上げをはかるイベントだ…

失業者による失業者の就業支援

ぼくが受講している地理の授業は、新たなフェーズに突入した。このところのテーマは"都市"となり、都市の発展やらそれに関わる人々の動きが取り上げられている。移民・難民が話題に上がる余地が減ったため、「恥を知りなさい」などと言われることがなくなっ…

滞在許可証申請中の出国について

滞在許可証申請中の出国について あなたはイタリアから出国したり再入国したりできるのか? 結論から言おう。2019年11月7日現在、滞在許可証の新規発行申請中であれば、できる。もしも滞在許可証の更新申請中であると、話はややこしくなるが、できないことは…

N26のカードが届かない

napoli.hatenablog.com 一ヶ月半も前に書いたこの記事で、ぼくはN26という銀行を紹介した。ちょうどその数日前に、ぼく自身が口座を開設した銀行だ。手続きは全てオンラインで行われ、キャッシュカードは郵送で自宅に届く仕組みになっている。 ところが、キ…

ナポリ国立考古学博物館:古代ギリシア・ローマ文化と包茎について

「このバカ、何を書くつもりなのか」と思った方へ 古代ギリシア・ローマ文化と包茎について ナポリ国立考古学博物館 包茎・なぜぼくはこの記事を書こうと思ったか ヘラクレス アキレウス パン 包茎でも陰茎が小さくても気にするな 「このバカ、何を書くつも…